段取りに時間がかかる
位置決め、固定、供給、取り外しの手順が多く、作業者によって時間がばらつく。
JIG & FIXTURE DESIGN
設備、ワーク、作業手順、段取り、安全性まで見たうえで、現場に合う治具・補助具を設計します。 市販品では詰めきれない「あと一歩」を、構想設計から製作・調整まで支援します。
DESIGN CONCEPT
固定するだけでなく、作業を安定させる。
治具の目的は、ワークを押さえることだけではありません。位置決め、段取り、清掃性、干渉、安全、メンテナンス性まで含めて、作業が安定して繰り返せる状態をつくることです。
PROBLEM
作業が不安定になる原因は、機械本体だけではありません。ワークの置き方、固定方法、作業者の動線、清掃性、安全対策、供給方法など、周辺の設計が生産性や品質に大きく影響します。
位置決め、固定、供給、取り外しの手順が多く、作業者によって時間がばらつく。
置き方や当て方が毎回少しずつ変わり、加工精度・検査結果・作業スピードに影響する。
既設設備のスペース、干渉、ワーク寸法、作業手順に対して標準品では収まりきらない。
挟まれ、巻き込み、切粉、油、清掃、消耗部品交換まで考えると改善余地が残る。
VALUE
治具は「作って終わり」ではなく、現場で使い続けられることが重要です。剛性、作業性、段取り替え、清掃性、保守性を同時に見ながら、実用面を重視して設計します。
既設設備の構造を活かし、追加工や大きな改造を抑えながら、取り付けやすく使いやすい形を検討します。
2D/3Dを使ってイメージを共有し、必要に応じて試作・調整を行いながら本番仕様へ近づけます。
一時的に使えるだけでなく、長く使う前提で材質、剛性、摩耗、交換部品、清掃しやすさまで確認します。
DESIGN AREA
加工治具、検査治具、供給補助具、安全カバー、段取り補助具など、目的に応じて設計の見方は変わります。工程条件から、優先すべき仕様を整理します。
ワークの位置と姿勢を安定させる。
当たり面、クランプ方向、逃げ、切粉処理、着脱動作を確認し、作業者が迷わず同じ状態でセットできる構造を検討します。
材料供給や取り回しを補助する。
既設設備の制約を踏まえ、材料の搭載数、供給姿勢、作業者の負荷、干渉を確認し、段取りや投入作業を軽くします。
判定や測定を安定させる。
検査時の置き方、基準面、測定姿勢、視認性を整え、作業者による判定ばらつきや手戻りを抑えます。
安全・清掃・交換まで考える。
挟まれや巻き込みの回避、カバー、清掃しやすさ、交換部品、日常点検まで見据え、現場に残る道具へ仕上げます。
CAD / DRAWING
図面だけでは伝わりにくい干渉や作業姿勢を、3Dモデルや組図で共有します。製作前にイメージを合わせることで、手戻りを抑えます。
CASE STUDY
「もっと材料を一度に供給したい」「既存の給材機に合う補助具がない」という現場課題に対し、追加工なしで装着しやすい補助具として設計しました。
給材機の構造を大きく変更せず、補助具として取り付けられる構成を検討。材料搭載数の増加により、作業者の補充頻度を下げ、段取り時間の削減を狙います。
材料補充の回数が多く、作業者が設備から離れにくい。
既存給材機に合わせた補助具で搭載量を拡張。
補充頻度と段取り負荷を下げ、生産の安定化に貢献。
PROCESS
仕様確定を急がず、まずは「なぜ困っているか」を整理します。対象設備、ワーク条件、作業手順、安全制約を確認し、現場に合う構造へ落とし込みます。
対象設備、作業手順、ワーク寸法、干渉、清掃、安全、段取り替えの条件を確認します。
2D/3Dを使い、構造案、取付方法、材料、剛性、使い勝手、メンテナンス性を比較します。
必要に応じて試作し、現場フィードバックを反映。使いにくさや干渉を減らします。
協力先と連携し、部品製作、組立、納入まで対応。必要に応じて追加改善も行います。
CHECK POINT
CONTACT
対象設備の写真、ワーク寸法、現状の作業手順、困っている内容が分かれば、方向性を整理できます。構想段階から、製作可否・概略仕様・注意点を確認します。